CROSS ME(クロスミー) は危険って言われているけど本当?【すれ違い機能を徹底リサーチ】
リリースは遅い方ですが、すでに主要なマッチングアプリの仲間入りを果たしているCROSS ME(クロスミー)。
登録者が多く、使用感もよいので、よい評判を多数集めています。
一方で、CROSS MEは他のマッチングアプリ比較して危険だ!と言われることもあります。
いくら出会いのチャンスが欲しくても、危険な思いはしたくないでしょう。
危険か否かは、気になるところだと思います。
結論から述べれば、残念ながらたしかにCROSS MEは危険な部分もあります。
本記事では、なぜ危険だと言えるのか、明確な答えを提示します。
合わせて対策法も解説するので、利用する上での参考にしてください。
CROSS MEが危険と言われる理由は?
まずはCROSS MEが危険だと言われる理由は以下4点です。
それぞれ解説していきます。
CROSS MEが危険だと言われる主な理由
- すれ違いに原因がある
- すれ違い機能は「場所」に対する正確性が高すぎる
- データが集積されてしまう
- すれ違った時間も分かる
すれ違い機能に原因がある
CROSS MEが危険だと言われる最大の理由は、すれ違い機能にあります。
すれ違い機能は、GPS機能で、すれ違ったユーザーをピックアップして表示するものです。
すれ違ったユーザーとして表示される条件は、お互いが「半径約1km圏内に接近する」というもの。
CROSS MEとしては、これが出会いのチャンスを拡大させる機能としています。
しかし一方で、すれ違い機能によって個人情報が流出、個人を特定される危険がじゅうぶんにあります。
したがってCROSS MEは危険だ、と言われるわけです。
すれ違い機能は場所に対する正確性が高すぎる
上記しただけでも、プライバシーの観点から言えばかなり危険性が高いです。
しかしすれ違い機能は場所に対する正確性が高く、より危険性を高めてしまっています。
異性とすれ違った場合、すれ違った場所が何丁目という細かさで表示されます(画像赤枠内参照)。
たとえば東京都渋谷区一丁目、というような形です。
これはプライバシーの観点から、より危険性を高めてしまっています。
データが集積されてしまう
しかも、すれ違い機能はデータを集積できる作りになっています。
すれ違い機能は、「すれ違った回数がカウント」してしまいます。
同一のユーザーと複数回すれ違った場合、「2回目、3回目……」とすれ違った回数がカウントされるわけです(画像赤枠内参照)。
複数回すれ違うということは、近くに住居や勤務先、通学先があるという推測が立てられます。
また、生活圏がおおむね重なっているということも示唆しています。
すれ違った時間も分かる
さらに、すれ違った時間も、毎回詳細に報告されます。
しかも1時間単位というかなりの正確さ。
画像では日付までしか表示されていませんが、24時間以内のすれ違いについては、赤枠内に時間単位でフィードバックされます。
ここまで解説してきたデータを組み合わせると、顔写真・すれ違った場所・時間・回数が集積されてしまうわけです。
これだけのデータがそろえば、普通の感覚で言えばかなり危険である、と言えます。
(ちなみにこれだけ危険であるにも関わらず、マッチングに至ることはたいへん少ないです)
CROSS MEで考えられる2つの危険性について
CROSS MEでは、主に2つの危険性が考えられます。
それぞれ詳しく説明していきます。
CROSS MEで考えられる2つの危険性
- 個人として特定されるおそれがある
- ストーカー被害に合う可能性がある
個人として特定されるおそれがある
さきほども少し触れましたが、個人として特定されるおそれがあります。
具体的には、
- 住所
- 勤め先
- 通学先
などを特定される可能性があります。
つまり、どこに住んでいて何をしている人なのかがわかってしまう可能性があるわけです。
また、友人や知人に身バレするリスクもはらんでいます。
特に危険なのが、人気の少ない場所。
人口の分母自体が小さいので、特定がより容易になります。
ストーカー被害に合う可能性がある
すれ違い機能で得られる情報を掴んだ人間の趣向次第では、ストーカーの被害が懸念されます。
上述したように個人を特定してしまえば、ストーキングすることは容易です。
しかもストーカー側のGPS情報は、CROSS MEの仕様上、発信しないように設定できます。
したがって自分自身がストーカー被害を受けているということ自体、気づけない可能性も高いです。
CROSS MEで危険な目に合わないための対策
とはいえ、CROSS MEのすれ違い機能による危険を回避する対策法はあります。
危険を回避する4つの対策法
- すれ違い機能を一部制限する
- すれ違い機能を一切使わない
- 人が少ない場所ですれ違い機能を使わない
- すれ違い機能に制限を掛ける方法
上記の4つの対策を1つずつ確認してみましょう。
すれ違い機能を一部制限する
すれ違い機能は、一部を選択して制限できます。
すれ違い機能がはたらく場所・時間を細かに設定できる仕様です。
家や勤め先付近ですれ違い機能がはたらかないようにしておけば、特定のリスクは大きく下がります。
仮にすれ違いが起こったとしても、家や勤め先付近ではない場所でしか起こりません。
したがって個人情報を特定される恐れは格段に下がります。
すれ違い機能を一切使わない
もっとも安全なのは、すれ違い機能を一切使わないというもの。
実は、すれ違い機能は、ON/OFFが切り替えられます。
個人情報を特定されることが怖い場合は、OFFにしておきましょう。
OFFにしておけば、すれ違い機能による危険は全て避けられます。
ただし完全にOFFとなると、CROSS MEはごく普通のマッチングアプリになってしまいます。
リスクとリターンを比較して、OFFにするのかしないのか決めるとよいでしょう。
とはいえすれ違い機能は、正直言ってマッチングに結び付きづらいです。
筆者もすれ違い機能を使って異性と出会ったことはありません。
完全なOFF設定にしておいても、たいした影響はないでしょう。
人が少ない場所ですれ違い機能を使わない
さきほど、住所や職場の近くですれ違い機能をOFFにすることをおすすめしました。
他にも人が少ない場所ですれ違い機能をOFFにするという方法があります。
人が少ない場所ですれ違い機能がONになっていると、個人を特定されやすいです。
したがって人が少ない場所ですれ違いが発生しないようにしておけば、危険性は下がります。
すれ違い機能に制限を掛ける方法
すれ違い機能は、以下のような手順で制限を掛けられます。
①マイページを開き、右下「すれ違い設定」をタップする(画像赤枠内参照)。
②「すれ違い設定」画面が表示されるので、自分の好みに設定する。
以上で、すれ違い機能に制限が掛けられます。
CROSS ME(クロスミー)よりも安全なマッチングアプリを紹介
上述のとおり、CROSS MEはすれ違い機能が危険です。
CROSS MEよりも安全に使えるマッチングアプリは多数存在します。
実際に使ってみて、安全性の高いマッチングアプリだと感じたものは以下の通りです。
- with(ウィズ)
- Pairs(ペアーズ)
with(ウィズ)
withは、身バレや個人の特定をしにくくできる、安全なマッチングアプリです。
Facebook情報を参照することによりFacebook上で友達となっている人が異性としてサジェストされません。
CROSS MEと比較すると、圧倒的に危険性の低いマッチングアプリです。
Pairs(ペアーズ)
Pairsでは、プライバシーを守るためのプライベートモードが実装されています。
追加料金は掛かりますが、プライベートモードを使えば、異性に自分自身のプロフィールが表示されなくなります。
つまり自分のプライバシーは完全に守りながら、出会いを探せるという仕組みです。
個人特定のリスクが下がるのはもちろん、身バレすること可能性が激減する、きわめて安全なマッチングアプリです。
他にもおすすめしたいマッチングアプリは沢山ありますが、今回は安全性に特に優れているものをご紹介したかったので上記2つを厳選しました。
皆さんに素敵な出会いがありますように!

西亮介

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