婚活初心者マニュアルその1〜婚活とは〜

婚活という言葉が流行ってはや10年。
そろそろ婚活しよっかな〜と思っていても、「婚活」って何から始めたらいいの?どうしたらいいの?
と思った婚活初心者さん必見!超お役立ち婚活マニュアルを作成しました!
「What is 婚活」のあなたにはまず、こちらを読んでいただきたい。
婚活ってなに?

婚活とは
まずはここからお話しします。
「婚活」という言葉は今やごく一般的に使われており、2018年広辞苑にも掲載されるほど認知が広まっています。
そのはじまりは2007年の秋。
2007年といえば初代iPhoneが発売された年であり、沢尻エリカさんが「別に」と言っていたりビリーズブートキャンプが流行ったりと、そんな時代でありました。
そんな中、山田昌弘氏によって考案・提唱されたのが「婚活」。
山田昌弘先生は「パラサイト・シングル」や「格差社会」という言葉の生みの親でもあります。
よりよい結婚を目指して、合コンや見合い、自分磨きなど、積極的に行動をする人が出てきています。
それらの活動を結婚活動と呼ぶことにしました。
就職活動は略して「就活」だから「結活」でしょうか、
いや、結活は発音がしにくいから「婚活」にしたらと提案したのが、このことばの由来です(初出『AERA』2007年11月5日号)。出典:「婚活」時代 (ディスカヴァー携書)商品紹介_amazon
婚活=新しい出会いを求めて積極的に行動
結婚を目指して行動するということは、結婚したいと思う人と出会うことがまず何よりも大切。
そういった人と出会うには適した場がありますし、サービスもあります。
まずは「出会いの幅を広げる」これだけでも十分な婚活です。
しかし出会うだけでは結婚できないのが現実。大切なのは出会ってからの行動です。
相手との距離を縮めていくことができるスキルを身につけなければ結婚まで至りません。情報取集、自分磨きが大切なのです。
ちなみにこれから婚活を始めるにあたり「婚活」という言葉が生まれた社会の背景や「現代の男女の結婚観」について知ることも大切な自分磨きの「婚活」。
山田先生の著書、<「婚活」時代 >などはぜひ一読することをおすすめします。
婚活をする理由
婚活をする理由はシンプルに「結婚したい」という気持ちだと思うんですが、その気持ちの背景は年代や個人事情により様々。
結婚したい人の割合
ところで実際日本に「結婚したい」と思っている人はどれくらいいるのかということですが、
国立青少年教育復興機構が2016年11月に発表した「若者の結婚観・子育て観等に関する調査」(PDF)によると、
結婚願望があると答えた人※の割合はこのようになっておりました。
(調査対象は全国20代〜30代の男女4000名)
※(早く結婚したい・いい人が見つかれば結婚したい・いつか結婚したい)と答えた人
- 結婚願望がある男性 70.0%
- 結婚願望がある女性 80.6%
割と多い…と思った方もいるかと思います。
実は30年以上前から結婚願望がある男女の割合はこの水準を保っているようで、結婚したいと思っている男女は今も昔も変わらず多いんですね。
「平成25年版厚生労働白書 第2節 結婚に関する意識」(PDF)でも依然として20代〜30代の結婚願望の強さが伺えます。
しかしながら日本の「未婚率」も徐々に上昇しているという現状。
調べると下記のような問題に直面して結婚願望はあれど結婚に至らない男女が増えているということです。
- 収入低下による結婚への不安
- 適当な相手に巡り合わない
- ライフスタイルの変化により自力で結婚相手を見つけることが困難
- 結婚相手に求める基準が高い
参考:平成25年版厚生労働白書 -若者の意識を探る-
「若者の結婚観・子育て観等に関する調査」(国立青少年教育復興機構)
婚活をはじめるタイミング
この記事を読んでいるまさに今!今です!
タイミングはいつでもいいんです。季節は春でも秋でもいいし、年齢も二十歳でもアラサーでもアラフォーでもOK。
大切なのは「ちゃんと行動する」ことなのです。
婚活ってどんな人がしてる?

ここまで「婚活」が結婚への行動ということをお伝えしましたが、
お見合いのようにダイレクトに結婚へアプローチする場合もあれば、出会った人と恋愛期間を経てのちに結婚に至るようアプローチをする場合もあります。
つまり「婚活」をしている人というのは、すぐに結婚したい人も、週末一緒に過ごせる恋人が欲しい人もそうですし、年齢層も広い。
「彼氏募集中〜」とか「再婚したい」といった場合も広義に捉えて婚活です。
婚活をしている人の年齢
婚活をしている人の年齢ですが、「目的」が様々なのでとても広いというのが事実です。
実際に結婚相談所の登録者や、婚活サイト、マッチングアプリのユーザーを調べると、以下の年齢層でした!
■20代前半〜60代以上
厚生労働統計のあらまし(2017年)(PDF)で日本の平均初婚年齢を調べると、男性31.1歳、女性29.4歳となっております。
さらに再婚の平均年齢は男性43.0歳、女性39.8歳でした。
晩婚化は進んでおり、それに伴い婚活年齢も広がっているという状態です。
以上より婚活をしている人のなかでもより多い年齢層は以下となります。
- 男性:20代後半〜40代半ば
- 女性:20代半ば〜40代半ば
婚活と恋活の違い
婚活をはじめるときに意識すべき大事なことがあります。
それは「結婚願望の度合い」。
なぜならこの意識の度合いでやるべき「婚活」が大きく違ってくるのです。
最近「婚活」の中でも、「恋活」という言葉をよく聞くようになりました。どうやら目的によって使い分ける傾向にあるようです。
「婚活」が結婚を目的に出会いを求める活動であれば、「恋活」は恋人を作ることを目的とした活動となります。
そのため大切なのは自分がどの婚活サービスを使って活動をすればいいのか、自分でちゃんと知ることが大事。
婚活サービスは「結婚願望の度合い」に合わせてさまざまなものがあり、どのサービスが一番自分に合うか見極めて使うことが「婚活」の本筋です。
結婚願望がとてもある=婚活向き
- いますぐにでも結婚したいor子供がほしい
- 恋愛する時間がもったいない
- 自分の収入が低く結婚相手に経済面で頼りたい
上記のような気持ちが少しあるかなと思った方は、「婚活」をしましょう。
「婚活」向きのサービスは以下になります。
- 結婚相談所(仲介型)
- 結婚相談所(データマッチング型)
- ユーザーの年齢層が高い婚活サイト・マッチングアプリ
- 少数向けの婚活パーティー
結婚願望あまりない=恋活むき
- いますぐではなくいずれ結婚したい
- まずは恋人がほしい
- 自分のライフスタイルに合う適当な相手が現れたら結婚してもいい
上記のような気持ちが少しあるかなと思った方は、「恋活」をしましょう。
「恋活」向きのサービスは以下になります。
- ユーザーが多いマッチングアプリ
- 大人数向けの婚活パーティー
- 街コン
婚活サービスって何?

実は婚活サービスっていまや国の政策でも支援されるほどなんです。2013年に政府から30億円もの「婚活助成金」が支給されています。
三原じゅん子氏が会長を務める「婚活・ブライダル振興議員連盟(以前は小池百合子東京都知事が会長、旧名:婚活・街コン推進議員連盟)」では2014年に「鉄道コン」なるものを主催していたり、一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクトという婚活サービスをおこなう超大手〜中小企業が参加し、婚活サービスの利用拡大やルール作り、啓蒙活動などをおこなう団体も発足したりと盛んです。
この前会った私の知人からも会社の福利厚生で婚活イベントが開催されたという情報をゲットしました。
株式会社リクルートマーケティングパートナーズのブライダル総研「婚活実態調査2016」(PDF)でも、婚活サービスを利用しての結婚というのが今後ますますオープンになっていくと予想されており、どんどん世間に浸透してくのではないかと思うのです。
婚活の種類
主な婚活サービスは以下の4つ。
- 結婚相談所
(仲介型・データマッチング型) - ネット婚活(婚活サイト・マッチングアプリ)
- 婚活パーティー
- 街コンイベント
婚活費用はどれくらい必要?

気になる婚活費用ですが、もちろん利用する婚活サービスによって大きく異なります。
平均は毎月2〜3万円あたりが平均です。
結婚相談所を利用する場合はもっとかかりますが、パーティーに参加しても参加費やその後の二次会などの交際費、お洋服の購入代や美容代など諸々の費用がかかる…
それならなるべく婚活サービス費用は抑えておきたいものですよね。
婚活サービス別にかかりそうな費用を見てみると、
街コンの平均費用
多くの異性と知り合うことができる街コン。2対2で指定店舗を回るシステムで時間制限も設けられている場合もありますが、1回の参加で5組と出会えば10人の異性と知り合うことが可能です。
一時期大ブームとなり各地で開催されおり婚活パーティーより気軽に参加できる街コンですが、男性の参加費はやや高めです。
婚活パーティーの平均費用
平均の費用なので、割とお安めに参加できますが、「年収○○万円以上の男性限定」などの条件が付くと男女ともに参加費が高くなります。
大規模なものもあるので、1回で30名ほどの異性と知り合うことも可能なんです。
割とカジュアルなパーティーも多く、参加者も結婚願望がある人の集まりなので婚活の手段の中でもメジャーなサービスですね。
ネット婚活(婚活サイト・マッチングアプリ)の平均費用
最近どんどん利用者が増えているのが、ネット婚活です。
婚活サイトやアプリに登録すれば、その中の登録者から好みの異性を検索できます。うまくいけば実際に会って食事に行って交際、結婚とトントン拍子に進む有力候補です。
私の友達の7年ほど彼氏ができなかったアラサー女子が婚活アプリのPairs(ペアーズ)で彼氏ができたと喜んでおりました。
パーティーや街コンは当日参加者がわからない、いい出会いがあるか見えないところがありますが、ネット婚活だと登録者の情報が事前に見えますし、気になった人のみアプローチできます。
婚活初心者にはまずネット婚活(婚活サイト・マッチングアプリ)がおすすめです。
結婚相談所の平均費用
ご紹介した婚活サービスの中で断トツ確実に結婚できるサービスは結婚相談所です。
ご覧の通り費用はかなりかかります。成婚までのプランを立ててくれたり希望の条件に会う異性を紹介してくれたりとフォロー体制がバッチリです。
〜婚活のススメ〜次は婚活サービスについてもっとよく知ろう
婚活費用とともに婚活サービスをざっくり紹介しましたが、もうちょっと詳しく知りたい!
自分に合うサービスはどれだ?と思った初心者さん。
続編の婚活初心者マニュアルその2では、「え、結婚相談所と婚活サイトって違うの?」と思うレベルの婚活初心者でもバッチリわかるように、婚活サービスについてじっくりご紹介していきます。

elly

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